北海道美瑛にはいろんな見どころがありますが、「白金青い池」は中でも一番人気のスポット。
青い池まで車があれば便利ですが、鉄道で旅行をする人なら旭川駅や美瑛駅からバスを利用することになるでしょう。
バスも良いのですが、ちょっと時間の成約があって、せっかくの景色を堪能できない場合もあります。
また、美瑛は青い池だけでなく、点在する絶景スポットを巡るのも外せません。
今回、青い池や絶景がのぞめる丘をいくつも自転車を使ってまわってきましたが、素晴らしい景色の連続で、もう毎年行きたいぐらい。
青い池まではさほどキツい坂もなく、それほど自転車に乗る機会がない人でも挑戦できる行程でしょう。
白金青い池までの道のり
美瑛のナンバーワン人気スポットの白金青い池ですが、あんな絶景さぞかしアクセスが悪いというイメージがありませんか？
カナダのバンフに行った時を思い出すこの美しさ。とてもアクセスが良い場所とは思えません。
実はアクセスはそれほど悪くなく、美瑛駅からすご～く遠いというわけではなく、私は自転車で行ってきましたがさほど疲れることなく行ってこれました。
約17kmで歩くと3時間半ほどの距離。車だとたった20分ぐらい。
では、自転車ではどれくらいかかるかというと、往路は上り基調なのでクロスバイクのようなスポーツバイクで1時間少々。
サイクリングコースのの案内。1が美瑛駅の近くで6が青い池。ほぼ直線なので簡単。
こちらが美瑛川のスタート地点で青い池まで17.4km。
また、青い池までは基本美瑛川沿いの自転車道を走ります。標識もあるので迷うことなくサイクリングを楽しむことができます。
平均時速17kmぐらいで走れば1時間ということですが、復路は下りになるので楽々で1時間を切るほどの時間でした。
こちらはGPSロガーアプリで捕捉をした自転車で走ったルートです。往路は誤ってスタートを押さなかったので復路だけです。
停止ボタンを押し忘れて、鉄道で美瑛から旭川まで行った区間も含まれていますｗ
急にスピードが上がってるところから鉄道を利用しています。自転車の利用はだいたい2時間ぐらいなのが分かると思います。
約2時間の行程は、青い池→美瑛駅→ケンとメリーの木→北西の丘展望公園→美瑛駅と周ったので、けっこう短時間でもいろいろ行けます。
ケンとメリーの木と北西の丘展望公園では写真を撮りまくったし、両スポットで20分程度はいたと思います。
レンタサイクルについて
私は自分の自転車を電車に載せて利用しましたが、美瑛駅にはレンタサイクルを扱うお店がいくつもありました。
シティサイクル（ママチャリ）なら1日レンタルで1,000円、電動アシストなら3,000円という感じ。
電動アシストを数台借りるなら、かえってレンタカーを借りる方が安いという感じもあるかもしれません。
ただ、風を感じながら、ゆっくり美瑛の風景を楽しめる自転車ならではの楽しさはあるかと思います。
青い池までの道のりは安全？
美瑛駅から青い池までは、現在美瑛川沿いに自転車道ができましたので、車を気にする安全に走ることができます。
※途中工事のため自転車道を外れ、一般道を走る区間がありますが、車の往来は少なく地元の方の多くは追い越しで、かなり距離を開けて走ってくれるので安心して走ることができます。
熊の心配は？
北海道では熊の出没が最近多くなっていますし、自転車で走るとなると無防備で熊の心配をする方もいるでしょう。
熊に関する情報を美瑛駅の観光案内所で確認をしたのですが、自転車道や青い池周辺はそれほど心配はないということでした。
自転車道の途中に野生の鹿に遭遇をしましたが、「やべぇ人間だ」という感じでピョンピョンはねて森の中へ消えていきましたｗ
もちろん100％安心とはいえないので、熊と遭遇することも想定して行動をすることをオススメはします。
知床財団
ママチャリと電動アシストどちらが良い？
青い池まではなだらかな上り坂を走ることになります。日頃スポーツバイクでツーリングをしている人にとっては、ほぼフラットのように感じるぐらいでしょう。
楽ではないですがママチャリでもなんとか行けるぐらいですが、青い池に到着する直前は少し坂がきつくなります。
そのため坂に自信がない方は、電動アシストの方が無難でしょう。
また、青い池だけでなく四季彩の丘などの展望スポットにも立ち寄るのなら、坂がけっこうあるのでママチャリだとかなりきつくなります。
電動アシストは高いという人は、キツい坂だけ押して歩けばなんとかなりますかね。
車でサクッと行くのも良いでしょうが、自転車なら途中何気ない風景なんかも見られてオススメです。
ぜひチャレンジしてみてください。
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