1日1食生活を実践したけど、途中で苦しいので挫折したという人もいてますよね?
だいたい一般の人に1日1食しか食べないというと、変人かとびっくりされますから、普通の感覚ではとても続けるのが難しいはず。
あまり頑張りすぎると挫折しがち。日本人は真面目できっちりした方が多いですが、こだわり過ぎると続けるのもちょっと難しい時も。
これから1日1食を試して見ようかと思っている人にとっても大きな不安はあるでしょう。
私も最初はお腹が空きすぎて辛い時間帯や時期がありましたが、今は普通に無理なく行えるようになってきています。
ゆる~く1日1食生活を6年以上続けている私が、1日1食生活を続けるコツを紹介します。
1日1食を続けるのは辛い?
1日1食を続けることが辛いと感じている人をネット上でもチラホラ見かけますが、その理由も様々でこんな感じのものがあります。
お腹が空きすぎてムリ
1日1食を続けることが苦しいその大きな理由のひとつが、そもそもお腹が空きすぎてムリということ。
日頃1日しっかり3食を食べていた人が、急に1日1食生活をするのは初めは誰でも辛いです。
あまりの空腹に耐えられずに1度1日1食を破ったら、その後歯止めが効かずに元の食生活に戻ったなんてこともあります。
習慣になっていることを変えるのはなかなか難しいんです。
人間は変化を嫌う性質もあるんです。
周りの影響で続けられない
仕事や学校など周囲の人の影響でなかなか1日1食を続けられないということもあります。
ランチタイムに1人だけ食事を食べないとなると、なんか体を心配してくれたり、1日1食だと告げると変人扱いされたりとか。
朝1食だけという人なら、夜の飲み会のお誘いとかも毎回断るわけにもいかないし…。
仕事や学校でつきあいもあるし、周りの影響でなかなか1日1食が継続できないという悩みを持つ人も少なくないですね。
意志の弱さでなかなか続かない
1日1食を続けると思ってもなかなか意志の弱さで続かないという人も多いです。
世の中には星の数ほどダイエット法がありますが、たびたび新しいダイエット法が大きな脚光を浴びるときがありますよね?
新しいダイエット法が人気になって、その後しばらく経つと忘れ去られるなんてことが多いですが、それだけ他のダイエット方に飛びつく人が多いのです。
人間ってそもそも意志が弱い生き物ですから、ダイエットのように辛いことを続けることができなかったりします。
勉強なんかもやり始めはそこそこ調子が良くても、すぐにサボって遊んでしまうなんてことは多くの人が経験しているはず。
人間は辛いことを避けて、楽な方へ行きたがる性質なんです。
1日1食が良いとわかって、空腹に耐えられなかったり、ついつい間食をしてしまったりで続けることができなかったりなんて感じ。
1日1食を続けるコツ
1日1食を続けることが辛いと感じる一例をあげてみましたが、それでも1日1食を続けるコツはないのでしょうか?
私も当初はお腹が減りすぎて辛いという気持ちがあったのですが、だんだん慣れてきたのでしょうか、今ではそれほど苦にはなりません。
では私はどんな風に1日1食を続ける辛さを克服してきたのか、そのちょっとしたコツを紹介します。
お腹が空きすぎてムリな場合はどうする?
1日1食は初めは空腹との戦いかもしれません。私も今でもやっぱりお腹が空く時間帯はあります。
そんな時はどうするかというと私の場合は大きく2つあります。
まずひとつは空腹を我慢する。
我慢できないほど辛いんですという声が聞こえてきそうですが、強烈な空腹の時間帯を超えるとそれほど空腹が辛くなくなるんです。
不思議なことですが、これは私だけでなく1日1食生活を行っている人の多くが感じてるようです。
もうひとつはほんの少しだけ何かを食べる。つまむ程度です、絶対に食事のように食べてはいけません。
少しだけにしないと、食欲に火がついて止まらなくなってしまうなんてこともあるからです。
私も何度かありましたが、ちょっとつまむ程度ががっつり食べてしまったなんて経験もありますw
つまむならナッツがおすすめ
1日1食を続けるにあたって空腹に耐えられない場合は、ちょっとつまみ食いもOKです。
食事で血糖値の急上昇を防ぐために、あえて何かをつまみ食いをするという考え方もありますしね。
ただしつまみ食いをするものはできるだけ健康なものを食べましょう。無塩のミックスナッツなんかが特におすすめです。
量もほんの少し片手で握れるほどで抑えておきましょう。食べだすと止まらなったりしますからね。
果物を食べるのも良い
果物は消化が良く、消化が悪いものと一緒に食べるのは好ましくないという考え方があります。
日本人に多い「腸を汚すフルーツの食べ方」4大NG | 健康 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
お腹が減った時に消化の良い果物だけを先に食べてしまうわけです。
果物を先に食べることによって、腸によろしくないと言われる消化の良い食べ物(ファストの食品)と消化の悪い食べ物(スローの食品)に同時に摂取することを防ぎます。
ただ果物なら何でも良いというわけではなく、やはり血糖値の急上昇は防ぎたいところ。
アボカドなどGI値が低く栄養価も高いので理想的ですし、いちごやキウイ、りんごなんかもオススメできます。
余談ですが、私は「一物全体」の考えで何でも皮ごと食べるので、りんごはもちろんキウイも洗って皮ごと食べます。ただアボカドだけは苦すぎてダメでした^^;
ナッツや果物ではなく、間違っても糖質たっぷりの菓子パンやお菓子なんて食べることのないようにw
周りの影響で続けられない場合は?
仕事や学校など付き合いでランチや飲み会に誘われる時がありがちですよね?
そんな付き合いで、なかなか1日1食を続けられない場合はどうすれば良いのでしょうか?
ストイックに1日1食を貫けば理想でしょうが、同僚や友達、特に上司の誘いを断り続けると人間関係に悪い影響を与える場合もあるでしょう。
そんな時はあまり無理せず時には誘いにのって一緒に食事をして、翌日からまたしっかりと1日1食を守り続けていくと良いでしょう。
ダメなのはズルズルと楽しい方向に逸れること。飲みに行ったりするのは楽しいですからね。
私はゆるい1日1食なので時には2食、3食と食べますが、できるだけ守っているのは食事と食事の間隔を最低16時間(できれば18時間)以上開けるというルール。
この最低限のルールを守っていけば、たとえ1日1食が続かなくてもOKにしてますし、体重や健康も維持しているので結果オーライです。
旅行や付き合いで1日2食になったり、3日連続でビュッフェを食べても1週間も経たずに、だいたい元の体重56kg前後に戻ります。
意志の弱さでなかなか続かない場合は?
意志の弱さでなかなか1日1食が続かないという場合、やってはいけないことは自分の意志の弱さを責めないこと。
出来ない・続かない自分を否定することで継続どころか挫折してしまうことにもつながります。
自分を責めるのでなく意志の弱さを認めてしまいましょう。人間なんて所詮は意志が弱い生き物で、楽な方向へ向かいたがるものです。
あなただけでなく、みんな同じなんです!
意志が弱いことを嘆くのではなく環境を変えて習慣化していくことが大事です。
毎日の歯磨きは習慣になっているので苦労することなく出来ますが、歯磨きと同じように1日1食も習慣にしてしまえば良いのです。
努力してしよう思えば失敗も高くなりますが、努力せずに行えるようになることを目指すと成功はしやすくなるのです。
また、未来のイメージを膨らますのも効果があります。例えば1日1食を続けて痩せた自分や健康的な生活をしている自分を想像するという感じ。
ダイエットをしたいという人は、痩せた自分をイメージするとモチベーションが上がりませんか?
ちょっと風邪も引きやすいし、すぐに疲労がたまるという人は、健康的な生活を送っている自分をイメージすると、ちょっと頑張ろうと思いますよね?
なりたい未来の自分をイメージをすると継続しやすくなります。
さいごに
真面目な人ほど自分を責めたりするもので、自分が挫折したことを許せなかったりします。
人間は意志もそれほど強くない生き物ですし、現代人は人付き合い、誘惑などさまざまなものが1日1食の継続を阻みます。
とりあえず1日1食を習慣化してしまい、たとえ付き合いで飲む機会があっても翌日からまた1日1食を再開すれば良いでしょう。
習慣化しているものなら再開も簡単なはず。やろうとするのではなく努力することなく無意識に行えるようになれば、たまの息抜きは問題ありません。
多少1日1食を続けられなかったとしても、あまり気にしすぎないことも大事なんです。
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