楽天モバイルの新プランが発表されましたが、事前に情報をリークされた通りの料金プランで、多くの人が思い切った楽天の挑戦に好印象を持っているはず。
まあ、けっこうスマホを使う人にとっても安いし、スマホをあまり使わない人にとっては、ずっと無料で維持することだってできそうですからね!
楽天モバイルの新プランをあらためて確認をしてきますが、料金はもちろん、私のような海外によく行くものにとっては海外での利用も魅力があります。
楽天モバイルの新プランの詳細
楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」ですが、その詳細な内容をあらためて確認しておきます。
まず提供開始は、2021年4月1日。気になる料金は現在でも2,980円とそれなりに競争力はあったのですが、データ利用量に応じて4段階に自動的に変動するプランになりました。
従来の利用無制限と比べると、あまりスマホを使わない人からヘビーユーザーまで幅広い人が納得のいく料金プランになっています。
4段階で分かれる料金は以下のようになります。
- 〜1Gバイト 無料
- 1〜3Gバイトまで 980円
- 3〜20Gバイトまで 1980円
- 20Gバイト超 2980円
どの段階でもかなり訴求力がありますね! ほとんどスマホを持たない人にとっては、無料でスマホを持つことがまず目に引きます。
月1ギガといっても、メールやLINEをするぐらいだったら特に問題はありません。
家にWifiがある人なら、Wifiを利用すればネットを利用してもそれほど困ることはないだろうしね。
1〜3Gギガならライトユーザーにとっても、MVNOよりむしろ安い価格なので、楽天モバイルがより魅力的。
3〜20ギガなら、20ギガを少し下回るぐらいの利用でしたら、ahamoやpove、softbank on LINEより1,000円ほどのアドバンテージもあり強力です。
超ヘビーユーザーにとっては、無制限で2,980円なら今後の楽天モバイルの回線状況次第では、自宅のネットを解約して大きく通信費を節約することもできるかも。
他社新プランとの比較
楽天モバイルの新プランが発表されたことで、通信キャリア各社の新プランが出揃いました。
こちらは各社のスマホ新プランの比較です。

楽天モバイルがいかに競争力があるかが分かると思います。Rakuten Linkアプリ利用になりますが、国内通話がかけ放題も良い点です。
ただ、問題は回線の品質ですね。現在は通話品質はかなり悪いですが、3月にはエリア拡大を前倒しで予定されており、それで回線の状態がどれくらい良くなるかですね。
申込みが他のキャリアがWeb限定ですが、楽天モバイルのみ店舗でも対応できます。
このあたりはネットが苦手な層にもありがたく、一気に顧客を獲得する可能性もありそう。
楽天モバイル以外のキャリアは、格安プランが高速データ容量が20ギガの1つのプランになっていますが、楽天モバイルだけはワンプランで通信量によって料金が変わります。
非常にシンプルで良いですし、自分で出費を調整できるのはとても使い勝手が良いです。
「Rakuten Link」のデータ消費量について
楽天モバイルは、「Rakuten Link」アプリを使うことで通話使い放題になりますが、通信量は気になるところですよね!
「Rakuten Link」で通信量が必要なら、通話の多い人は通信量を少なくするのはなかなか難しいかもしれません。
この点、「Rakuten Link」で利用するデータ通信量には、データ通信量を消費せずに利用できることになっています。
つまり長電話が好きな人も、ネットなどをあまり使わなければ無料で維持することができるわけです。
5分という縛りや相手先もキャリア・固定電話とわず無料になるのは大きいですね。
LINE通話も無料ですが、固定電話の電話番号で無料通話ができるのは何かと便利です。
これなら2台持ちで通話専用機として利用するのも悪くなそうです。楽天SPUで+1倍になりますしね。
海外ローミング
楽天モバイルでは海外ローミングは追加料金無しで世界66の国と地域で、海外ローミングを利用することができます。
高速通信は2ギガまで。2ギガ超過以降は最大128kbpsでデータ使い放題になります。
年に何度も海外に行く人にとっては便利で、現地での通信費節約にもなりそうです。
ただ1回の滞在が長い人にとっては、2ギガという容量はちょっと厳しい感じもします。
できるだけホテルやカフェなどのWifiを利用するか、安い現地SIMを活用すれば、旅費を節約できそう。
ドコモのahamoの新料金プランは、2,980円で海外ローミングが無制限で利用できますが、15日以上利用すると速度制限がかかってしまいます。
15日以上の利用が月間なのか年間なのかははっきりしないのですが、おそらく月の半分以上が海外利用となると、ほとんどの日本人がクリアできそうな条件なのでたぶん年間なんでしょう。
となると海外渡航がそこそこ多い人でしたら、ちょっと実用的ではないので、楽天モバイルの方が有利かなという気がします。
まとめ
楽天モバイルが魅力的な新プランを発表しましたが、かなり思い切った料金だったので利用者にはかなりの好印象です。
ライトユーザーにとっては、他社の20ギガはかなりオーバースペックだったので、楽天モバイルのデータ通信量によって料金が変わるのは様々な人にフィットしそう。
問題は通信品質ですが、これが改善されれば楽天モバイルが大本命で一気にシェアを奪うことだってありえるかもしれませんね。
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