ANAカードは、ANAのマイルをたくさん貯めるためには必須のクレジットカードです。
学生でも旅行に出かける時には、ANAマイルを貯めて使えたら、よりいっそう充実した旅を楽しめるはず。
ANAカードには、学生用の学生だけが持てるカードがありますが、そのお得なメリットについて紹介をします。
ANAカード（学生用）とは
ANAカードにもJALカードNAVIのような学生専用のカードがあり、それがANAカード（学生用）です。
学生でも一般のANAカードを作ろうと思えば作れますし、家族がANAカードを持っているなら、その家族カード会員になるという方法もあります。
家族がもしスーパーフライヤーズカードを持っているのなら、家族会員になると超絶お得です。
家族カードがお得な面もあるのですが、ANAカード（学生用）でも一般のANAカードと同じ特典を受けられ、さらに学生限定のオリジナル特典もあります。
ANAカード（学生用）のお得なメリット
ANAカード（学生用）にはお得なさまざまなメリットがあります。
年会費
ANAカードの一般用では、年会費が2,200円（税込）なのですが、学生用はキャンペーンによって、在学中期間は年会費が無料です。
年会費は安く特典が多いクレジットカードが最高ですが、ANAカード（学生用）は年会費が無料で、オリジナル特典もあるのでなかなか魅力的です。
カード継続時のボーナスマイル
ANAカードはカード継続時にボーナスマイルがもらえますが、年会費無料の学生用カードでも毎年1,000マイルのボーナスマイルがプレゼントされます。
カード継続はあらたに年会費が発生するため、ボーナスマイルはその特典としての意味あいがあるのですが、無料なのにこの扱いはウレシイ点です。
学生用カード専用のボーナスマイル
学生用カードの素晴らしい点は、カード継続時のボーナスマイルだけでなく、学生用カード専用のボーナスマイルもあることです。
学生用カード専用のボーナスマイルは次の2つです。
- 卒業ボーナスマイル
- プレミアムポイント達成時のボーナスマイル
ANAカード（学生用）は、在学期間中は年会費無料などお得なメリットがありますが、卒業後もそのメリットがあります。
卒業ボーナスマイルは、学生用カードから一般カードに自動で切り替わることになりますが、その際に2,000ボーナスマイルがプレゼントされます。
マイル単価は大きくすることもできるので、なかなか素敵な卒業祝いになりますね。
プレミアムポイント達成時のボーナスマイルは、学生のうちでは少々ハードルが高いですが、学生カード専用のお得なものなので、狙ってみたいところです。
ボーナスマイルは、5,000プレミアムポイント以上獲得で1,000マイル、10,000プレミアムポイント以上獲得で2,000マイルです。
国内なら東京～沖縄線で運賃種別にもよりますが、3,000弱くらいのプレミアムポイントを稼ぐことができます。
海外ですと中長距離の路線を利用すると、それだけでもボーナスマイルが手に届きそうなのでお得です。
「スマート U25」利用でマイル100％積算
「スマート U25」は、25歳以下の方が利用できるお得な割引運賃ですが、通常はマイルが区間の50％しか積算されません。
当日空席があれば、半額以下の料金で利用できる安い運賃なので、それだけマイル獲得は渋くなるわけです。
これがANAカード（学生用）ホルダーなら、区間100％のマイルを積算されます。
ただでさえお得な「スマート U25」を、さらにマイルをたくさん貯めることができるので、ぜひ活用をしたい特典です。
提携ホテルが5％OFF
ANAが提携をするインターコンチネンタル ホテルズ グループのホテルで、5％の割引で宿泊をすることができます。
学生時代はあまり高級ホテルと縁がないと感じるかもしれませんが、意外にビジネスホテルと料金が変わらないホテルもあったりします。
ちょっと背伸びをしてお得に宿泊をしてみるのも良いですね、マイルも貯まりますしね。
旅行傷害保険の自動付帯
旅行特に海外旅行では旅行傷害保険は必須です。もしもの事故や病気にかかり高額な治療費がかかる場合もありますからね。
通常だと卒業旅行や短期留学などでは海外旅行傷害保険をかけていくのですが、ANAカード（学生用）を持っているだけで保険がついてきます。
自動付帯なので、特に航空券やツアーを購入・利用しなくても付帯されるのでとてもお得で便利です。
ただANAカード（学生用）の保険は、少々補償内容が不十分で、クレジットカードだけで海外傷害保険を賄うためには、他のクレジットカードの入会もしておきましょう。
その他にも、一般のANAカードでも付帯する特典の空港内のANAFESTAや羽田、成田、関空の免税店で5％の割引を受けることができます。
国際ブランドの種類とオススメは？
ANAカード（学生用）は、VISA、マスターカード、JCBという3つの国際ブランドを選ぶことができます。
海外ではVISAやマスターカードがより加盟店が多く使いやすいのですが、それでもオススメはJCBブランドです。
オススメの理由は、JCBブランドだけが「マイル移行手数料が無料」だから。
年会費無料で、しかもマイルの移行手数料も無料なので完全無料でANAマイルを貯めることができます。
JCBブランドは国内ではまったく問題ないのですが、海外では日本人がよく利用するお店等に限定されるので少々使い勝手が悪いです。
海外旅行傷害保険の補償の不足を補うためにも他の学生用カードなどの取得をオススメしましたが、マスターカードかVISAを持っておくと完璧ですね。
さいごに
ANAカード（学生用）は、年会費無料で特典も多く持っておいて損のないクレジットカードです。
国際ブランドは、マイル移行手数料が無料のJCBがオススメですが、海外で使うのにはちょっと不便。海外旅行傷害保険も自動付帯なのですが、ちょっと補償内容に不安があります。
ANAカード（学生用）に加えて、旅行傷害保険の充実したVISAかマスターカードの学生用カードなどを別に作ると、海外での利用も安心です。
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