多くの都道府県で地域観光事業支援、通称県民割が実施されていますが、首都圏や大阪などコロナ感染状況が厳しかった所では、開始が遅れがちです。
神奈川県も一時期はコロナの1日の感染者数が東京を超える日があったりで、難しい時期がありましたが現在はようやく落ち着いてきました。
神奈川県独自のキャンペーン「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」の登録事業者募集が開始され、まもなく開始される見込みです。
かながわ県民割は再開でさらにお得に
昨年実施された 「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」 ですが、登録事業者募集が開始されて、いよいよ再開が近づいてきました。
自治体の地域観光事業支援は、以前のものよりもお得度が下がった例も見られますよね!
例えば大阪府の「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」は、昨年よりもちょっと残念になりそうという声が多く聞こえてきます。
一方神奈川県の 「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」 ですが、利用の仕方によっては昨年よりもパワーアップしていて、さらにお得に旅行ができるチャンスです。
昨年の宿泊旅行はこんな感じでした。
割引前旅行代金 | 割引額 | |
定番エリア (横浜・鎌倉・箱根) |
再発見エリア (左記以外) |
|
5,000円以上 | 1,000円 | 2,500円 |
10,000円以上 | 2,500円 | 5,000円 |
15,000円以上 | 5,000円 | 7,500円 |
かながわ県民割単体では、定番エリアの割引率がイマイチでした。
旅行代金による割引額が異なったりで、やや複雑。
再開後の割引額はシンプル
「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」 の発表された割引額は以下のようにシンプルな内容。
旅行代金 | 割引額 | |
定番エリア (横浜・鎌倉・箱根) |
再発見エリア (左記以外) |
|
宿泊旅行6,000円以上 | 3,000円 | 5,000円 |
日帰り旅行3,000円以上 | 1,500円 | 2,500円 |
割引率でいうと、割引が受けられる下限の6,000円金額ちょうどで旅行をすれば、定番エリアでも最大の50%割引、再発見エリアだと80%を超える割引になるわけです。
基本的に定番エリアは、他地域からの観光やビジネス客も見込まれ、旅行代金は高くなりがちですよね!
特に箱根なんかは。
だからなかなか宿泊旅行6,000円にするのは難しいのですが、再発見エリアだと6,000円でもけっこう良いホテルに泊まれる可能性だってありそう。
例えば再開発で注目されているこちらのホテル。大浴場やコワーキングスペースがついていて、ワーケーションでも良さそう。
川崎駅などからの無料送迎サービスバスのサービスもあり、羽田空港も近いことから出張の前泊や後泊なんかにも良さそう。
便乗値上げがなかったら、かなり高い割引率で泊まれるかもしれませんよ!
上手くかながわ県民割を使えば、少ない旅行代金の割引率が高いことで、普段あまり旅行をしない方でも利用がしやすくなっているでしょう。
また、再発見エリアの割引率が高いことで、普段あまり知らないエリアを見直すチャンスでもありますよね!
対象者は神奈川県民限定で、まさにキャンペーン名通り、多くの県民が神奈川の再発見ができるチャンスではないでしょうか。
今後の予定
「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」 の今後の予定ですが、キャンペーンの開始日や対象期間は後日発表ということになっています。
分かっているのは、開始された登録事業募集の締切が、2021年11月15日になっていることで、昨年のかながわ県民割に登録した事業者も再度の登録が必要になっています。
早くても開始は11月中旬以降ということになりそうですね。
感染状況の悪化等により、事業を中止又は停止する場合があり、キャンペーン期間中であっても事業者に振り分けられた予算に達し次第終了となります。
現在衆議院選挙戦の真っ只中で、Gotoなどの旅行事業の支援策に対する反対意見も大きいのもありそうなので、まずは選挙が終わることですね。
衆議院選挙の結果しだいでは、選挙後一気に動きを見せることもあるかもしれませんね。
対象の旅行会社・OTA(予約サイト)について
昨年の 「地元かながわ再発見(かながわ県民割)」 の対象商品を販売した事業者は、楽天トラベル、じゃらんnet、JTB、るるぶ、近畿日本ツーリスト、日本旅行などがありました。
今回もおそらく上記の事業者は登録するでしょうが、注目はやはり手軽に利用ができて、格安な楽天トラベルやじゃらんでしょう。
楽天トラベルやじゃらんでは、県民割のクーポンが配布され、予約時にクーポンを適用することで割引された旅行代金で旅行ができるようになります。
クーポン配布の日でスタートダッシュをかけたい所なので、当ブログでも最新の情報は更新していきます。
クーポン配布ページはこちらになりますので、クーポン配布されたら先にクーポンを取っておきましょう。
他のキャンペーンとの併用
かながわ県民割は、Gotoトラベルキャンペーンや他の自治体キャンペーンとの併用はできない事になっています。
例えば、横浜の「Find Your YOKOHAMA」キャンペーンも併用ができませんね。
ただし、楽天トラベルやじゃらんで宿泊施設が独自で配布をする宿限定のクーポン(宿クーポン)は併用が可能なので、上手く利用をすると超お得な旅行もできそうですね!
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