アメリカのヒルトンゴールド＆ダイヤモンド特典の朝食無料が休止クレジット付与へ

アメリカのヒルトン　ゴールド＆ダイヤモンド特典の朝食無料が休止　クレジット付与へ

海外事情

2021.05.21

アメリカのヒルトンホテルでちょっと衝撃的な発表がありました。

ヒルトンホテルでは、ゴールドメンバーとダイヤモンドメンバーは、特典として2名分の朝食特典があります。

1日1食派マイラー

この朝食特典があるからこそ、修行をしてまでエリートステータスを手に入れたという人もいますよね。

無料朝食の代わりに、デイリーフード&ビバレッジクレジットを付与するということなのですが、当然ですがクレジットでは朝食をカバーすることはできません(*_*)

あくまでも期間限定の措置なのですが、一部ホテルに限定するものではないため、期間の延長や他に波及していくことが気になります。

アメリカのヒルトンホテルで朝食特典が一時休止

ヒルトンホテルでは、ゴールドメンバーとダイヤモンドメンバーは、2名分の朝食が無料になる特典があります。

特に比較的なりやすいゴールドメンバーでも朝食が無料になるのが、ヒルトン・オナーズの魅力でもあったのですが、その朝食無料特典がアメリカで休止されます。

そんなウソであってほしい衝撃的な発表が、loyaltylobbyから流れてきています。

朝食無料特典は期間限定の措置で、7月初旬から2021年末までになります。

朝食無料特典が完全に改悪されたということではないようですが、コロナ特別対応のようにさらに期間が延長されないかの不安はあります。

朝食無料特典が休止になる代わりに、毎日の飲食代のクレジットが提供されることになります。

飲食クレジットは、いくらという決まりがなく、ホテルブランドと場所によって異なるとの発表がされています。

なお、今回の特典変更の対象ホテルブランドですが、以下のようになっています。

ぱっとみた感じでは、ハンプトン・インなんかは対象外になっていますが、そもそも朝食が無料なので、ほとんどのホテルブランドは対象となっているということですね。

飲食クレジットの金額ですが、当然ですが2名分の朝食をカバーできるものではない見込み。

今回の対応の理由については以下のようにアナウンスされています。

「ヒルトン・オナーズは、1億1,500万人以上の会員の皆様に、より柔軟で価値のある選択肢を提供することを目指して…」

1日1食派マイラー

普段朝食を食べないとう人もいますから、柔軟ではあるのでしょうが、大多数の人にとっては価値は下がります。物は言いようですねｗ

コロナの特別対応で、各ホテルグループのエリートステータスがインフレ状態になっています。

そのため、一部ホテルではラウンジ利用の特典を休止するような対応は出てきていますが、今回の対応の発表も増えすぎたエリートステータスに原因があるかもしれません。

ステータスマッチなどで、エリートステータス獲得を煽って、この休止の発表ですからこれからホテルステイを楽しみにしている人にとっては“寝耳に水”ですよね。

今回はワクチン摂取が進み、ウェ～イと多くの人が正常な生活に戻りつつあるアメリカのヒルトン限定での発表で期間限定の措置です。

アメリカのヒルトンに宿泊をする人にとっては切実な問題ですが、アメリカ以外では特に影響がないともいえます。

しかし、ヒルトンにとって最も影響のあるアメリカの措置で、しかも対象ホテルが幅広いため、今後同様の措置を日本を含め他の国やホテルグループが追随しないかが心配です。

会員の不満を理由に期限終了を待たずに、朝食無料特典が復活することを期待しています。